戸ノ口堰土地改良区の歴史は古く、天和9年(1623年)に猪苗代湖より自然流下している日橋川より取水をし、母なる水として戸ノ口堰が生まれました。
その33年後となる年に、戊辰戦争で白虎隊士がこの戸ノ口堰の洞門を通って飯盛山に辿り着いた話は有名です。毎年9月下旬には、一般(団体)の方々にこの洞門を(減水して)実際にくぐって頂く催事を行っております。
今年で戸ノ口堰が生まれて396年になりますが、この母なる水は会津若松市の灌漑用水、環境用水、飲用水、工業用水、小水力発電用水と幅広く利用されており、今後一時も欠く事なく永年に流し続けるべく尽力していきたいと思います。
※ 飯盛山の洞門は、昭和59年度に全面改修工事が行われてコンクリートのトンネルになっています。 |